3DSの価格体系を効果的に管理する方法

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ダッソー・システムズ(3DS)は、その製品について特定の価格体系を提供しています。

価格体系は、期間やサポート条件など、ライセンスの仕様の基礎となるものです。ライセンス契約書に記載され、合意された内容を示すものである。

3DSライセンスの価格体系は以下の通りです:

  • PLC- プライマリライセンス料。これは、ライセンスの発効日に 3DS が提供した 3DS 製品/機能のリリースを使用するための永久ライセンスをお客様に提供する 1 回限りの返金不可の料金です。
  • TBL- 期間ベースのライセンス料金。これは、ライセンスの発効日に 3DS が提供した 3DS 製品/機能のリリースを使用するための、製品ポートフォリオおよび取引文書に記載されている期間、お客様にライセンスを提供する 1 回限りの返金不可の料金です。「TBLx」は「x」年の期間のTBLであり、例えば「TBL3」は3年間のTBLである。TBL は自動的に更新可能ではありません。
  • ALC- 年間ライセンス料。各3DS製品/機能の各ライセンスの初年度について、ALCはPLCまたはTBLとともに、該当する場合、お客様に提供した3DS製品/機能の以前のリリースのライセンスの代わりに、1年間のサポートサービスおよび当該年にDSが提供した当該3DS製品/機能のリリースを使用するライセンスをお客様に付与します。特定の年の ALC に適用される価格は、更新日の少なくとも 90 日前に3DS 価格ページに掲載されている、特定の国における 3DS 製品/機能のライセンスに適用される前年の価格に最後の増加率を加えたものです。ただし、かかる増加は、関連する3DS製品/機能について3DSが公表した最後の価格上昇の日以降、適用される価格指数に従ってALCの価格が改訂された結果生じるであろう増加を超えてはなりません。
  • YLC- Yearly License Charge(年間ライセンス料)。これは、3DS製品/機能のリリースおよびその後続のリリース(もしあれば)が1年間に3DSによって提供される場合、当該3DS製品/機能の以前のリリースに関するライセンス(複数可)に代えて、1年間ライセンスを使用する権利をお客様に付与する年間料金です。また、1年間のサポートサービスも含まれます。ある年のYLCの適用価格は、前年の価格に、更新日の90日前までに3DSの価格ページで公表された、ある国における3DS製品/機能のライセンスに適用される最後の上昇率を加えたものとします。ただし、かかる増加率は、関連する3DS製品/機能に関して3DSが公表した最後の値上げの日以降、適用される物価指数に従ってYLCの価格を改定した場合に生じるであろう増加率を超えないものとします。サポートサービスは、3DS製品/機能のライセンスを終了させることなく終了させることはできません。
  • QLC- 四半期ごとのライセンス料。これにより、お客様は、3DS 製品/機能の以前のリリースのライセンスの代わりに、当該 3DS 製品/機能のリリースおよびその 3 か月間に 3DS が提供したその後のリリース (存在する場合) のライセンスを 3 か月間使用することができます。これには、3ヶ月間のサポートサービスも含まれます。QLCは自動的に更新可能ではありません。3DS製品/機能のライセンスを終了せずにサポートサービスを終了することはできません。

基本的に、価格体系は、ライセンスが使用されたときにどのように請求されるかを示します。さらに、ダッソー・システムズ・ライセンス・サーバー(DSLS)である3DSの社内ライセンス・マネージャーを通じて、使用方法ごとに異なる価格体系を持つさまざまなライセンスを持つことができるため、管理者は組織内でライセンスを効率的に使用できます。

DSLSは、Dassault Systemes (3DS)ソフトウェア のアプリケーションのライセンス管理において、様々な機能・性能を提供する強力なライセンス・マネージャーです。

コストや価格など様々な条件に基づいてライセンスを設定し、高価なライセンスの過剰使用や誤使用を防ぐ機能を提供します。その機能のひとつが、価格体系を持つライセンスの設定です。

DSLS R2017x GA(6.419.0 - 2016年9月29日)リリースでは、ライセンスに書かれた価格体系に応じた認可ルールの設定に対応しました。

ライセンス管理ツールの認可タブに、ライセンス使用を許可または禁止する基準として、価格体系を追加しました。

例えば、優先的に使用するユーザーのみTBLでライセンスを使用し、それ以外のユーザーにはPLCでライセンスを使用することを許可することができます。これは、高コストのライセンスが過剰に使用されるのを防ぐためです。

特定の価格体系を持つ機能の使用状況をレポートする機能は、ライセンスの在庫や最適化に関する意思決定に非常に有効です。

Open iT®Enterprise Editionでは、DSLSを通じた3DSの価格体系のレポートがサポートされています。ユーザーは、ある機能の具体的な価格体系を確認することができ、さらにその機能を使用している特定のユーザーを確認することもできます。

DSLS上で動作する3DSアプリケーションを、他のライセンスマネージャと連携して効果的に管理する方法について詳しく説明します。エンジニアリングのソフトウェア 管理と最適化の旅は、私たちにお任せください。

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